2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ラリっている」

私という感覚ーある意味での「意識」ーは幻覚のようなものなのではないか。幼少期に言葉という劇薬を大量に服用することによって生じる、かなり多くの人が罹患している中毒症状なのではないか。そんなことを思う日がある。

私とRicLylic

私は、私自身のことは書けない。 私が書けるのは、言葉の世界から立ち上がった「私に似たもの」についてのことだけ。 私たちはいつも、多層的な現実の層の間を往還しながら生活している。SNS空間、職場や学校、あるいは家庭とか、そういういろんな世界の中で…

私は立っている。 一本の綱の上に。 依って立つには余りにも細い綱の上に。 その綱の、 右には生が、左には死が見えている。 どちらへ落ちても、その落ちた先で私はまた新しい綱の上に立ち上がる。 立っては落ちて、落ちては立って。 生きているときも死んで…

息をするように。

書くことは自分を削ることだと思う。 知識をためることが自分を大きくすることだとすれば、ちょうどその逆の行為。 肥大化した自意識を、一旦バラバラにして紙に無理矢理「押し付けてみる」。 そうやって自分の姿を客体として見ることをしないでいると、今の…